デザイナー Aya Earthling

今回の私のUR京都での写真展にて、参加して頂いたデザイナーさんのご紹介です。

7.23, 2019

写真家(Leica TL2):松井 文
  • art&culture
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こんにちは、写真家の松井です。
只今、アーバンリサーチ京都にて写真展を開催中です。(詳細は最後に)

さて、京都にて開催中の写真展では、2名のアーティストの方に参加して頂いています。

 

まずはお洋服やストールを、染めるところから縫い上げるまで自身の手で行なっているデザイナーの
「Aya Earthling」こと「石井 綾」さん。
Ayaさんの作品を初めてみた時、その美しさに、ただただ感動したことを覚えています。

 

そんな素晴らしい作品を、どうやって作り上げているのか詳しく聞いてみたくなり、
今回インタビューをしています。

小さい頃から好きだったことについて、
「【世界とは何か?】みたいな哲学的なことを考えることや、
体を動かす遊び、カーテンやレースを体に巻き付けてドレスにしたり、
買った服を来て色んな着方や組み合わせを試すセルフファッションショーが好きでした」
と、話すAyaさん。

私も同じあやという名前、そして誕生日は一ヶ月違い。
なんとなく素敵なご縁を感じています。

 

Ayaさんは、頭の中に思い描かれる世界観を現実にしたいという気持ちが強く、
好きで得意なことなら極められると思い、洋服を作るようになったそうです。

 

ディーラー(ポーカーなど)をやっていた時の恩師や
お世話になっていた人たちは資質が仕事と一致して能力が発揮されていて、
すごくかっこよく見えたとAyaさんは話します。
Ayaさんもそうなりたくて頑張っていた時、努力だけじゃ越えられない壁にぶち当たってしまいました。

 

「それでも諦めず、自分も得意な道を極めることで同じ土俵にたちたい思ったのです。意地ですね。」
そう話すAyaさんのことが、私はかっこよく見えました。

そしていつも心がけている事を教えてくださいました。
「手を抜かない、他者に惑わされない。
世界のどこかにいる誰かが私の作品に触れることで癒されたり感動してくれると良いな、
言葉じゃ伝わらないこの感じが伝わると良いなと思っています。」

 

私は、お洋服の寸法を直したことはあっても
染めたり、実際に作ったりしたことがないので、
どんな気持ちで作成しているのか聞いてみました。

 

「頭の中にある世界観に浸っているので、気持ちは無に近いかもしれません。
でも、何かの感情を表現している時はその感情に浸りながら描いています。」

 

とのことで、私が写真を撮っている時や、絵を描いている時のような、
その感覚に似ているのかな?という感じがします。

 

Ayaさんの作品の魅力は、何と言っても「染め」だと思います。
どんな方法で染めているのか気になったので、聞いてみました。

「主にFabrier(ファブリエ)という布に描ける絵の具を使い、生地を宙に浮かせた状態で水含ませて滲ませ
るように手や筆でペイントしています。表面が滑らかなボードに絵の具とたっぷりの水を乗せ、それを生地
に転写させたり、木の根を焼き付けたり、漂白剤で色を抜いたり、様々な独自の方法を編み出しています。
“均一にしたい”“埋め尽くしたい”“このラインが好き”、そういう生まれつき己の中にある感覚を殺さずに生か
して手の赴くまま描いています。」

自身の中にある、気持ちや魂を、作品に移す職人さん。
そんな印象を受けました。
最後に、どんな未来を目指しているのか、聞いてみました。

 

「無くなってゆく自然や、なんだか生きづらいこの世界……
違和感のない綺麗な世界を作りたい、という壮大な理想はありますが
まずは自分や身近な人、大切な人たちが幸せであれる未来を築いていきたいと思っています。」

 

とても壮大なビジョンをお持ちで、素晴らしい方でした。
お話を聞く中で、私自身、勉強させられることがたくさんありました。

 

さて、そんなAyaさんの作品も展示、販売している今回の写真展。
職人さん手作りのかんざしや、イラストレーターさん書き下ろしのイラストも販売しております。
もちろん、写真展で展示している作品や、写真集も販売しております。

松井文写真展

【綵~AYGINU~】

〈場所〉
アーバンリサーチ京都
ギャラリーフロア

 

〈期間〉
7月13日~7月25日

 

〈時間〉
11時~21時
(12時~18時まで松井在廊 不定休)


 

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Profile

  • 松井 文写真家(Leica TL2)

    業務提携 : オスカープロモーション