

アーティスト:福原希己江
タイトル:おいしいうた
レーベル:TOWNTONE
発売年:2011年
価格:2,000円(税抜)
コチラは、シンガーソングライター福原希己江(ふくはら・きみえ)の、2011年にリリースされたデビューアルバム。
おそらく、アーティスト名を聞いても「ん!?ダレですかい??」というヒトの方がおおいかもしれないが、TVドラマ版の『深夜食堂』(原作:安倍夜郎)が好きだったヒトにはまちがいなくおなじみの彼女。
ドラマ内で“ふと”ながれる、
ナニを隠そうワタクシもそのひとりである(笑)。
彼女の歌声を聴いて、、いや歌声が効いて、おもわずヒトメボレ、
“からあげ”や“あさりの酒蒸し”、“肉じゃが”、“青椒肉絲(
おススメは、ナント言っても「できること」。
セツナイお話のアノ回(第11話)の、
そして、オイシいからあげのつくり方をうたった「からあげ」。
ただただつくり方をうたっているだけなのに、コレがまたナゼかウマそうなんだな〜。
彼女の歌を聴いているだけでアゲたてからあげのウマそうなグッドスメルがただよってくるようで、滝のごとくヨダレが放出する。
まさに“パブロフのイヌ”的な存在になれるパブロフサウンド。
さらに、マターリ、ユターリとしたグッドメロウ、「のろのらのらねこ」。
のらねこのごとくその日ぐらし的な他力本願ライフにアコがれるヒト、もしくは、実際に他力本願スタイルで人生をさまよっているワレワレのようなのらねこ族には、まちがいなくググッと惹きよせられてしまう歌詞とメロディ。
ぶっちゃけこのアルバム、まるまるいちまいナミダ無しでは聴けないアルヨ。
彼女の透きとおった歌声と、いろんな意味でアシッドなフォークサウンドが、おでんのナベ底大根のごとくココロに沁みる、シミったれヴァイヴス。
とにかく、彼女の歌声が好きなんだな、個人的に。
2018年のGWもあっさり仕事でおわってしまった連休明けの今週。
疲れたココロとカラダに入れたい、サウダージでレイドバック、そしてセツナすぎる栄養素。
まさに、コバラもココロも満たしてくれる、“具沢山のおいしいうた”なのでアール。