ジャパニーズ・ソウル #016

うつくしい歌声とサウンドがふんわりとすずしい夏感!

古今東西、日本に存在するさまざまな"日本人の、日本人による、日本人のための"ソウル・ミュージックを、新旧問わず、オシャレかつアカデミックにご紹介。
今週はコチラ!

7.26, 2018

BonVoyage:カネコ ヒデシ
  • music
Share on

中山うり

アーティスト:中山うり

タイトル:カルデラ

レーベル: TuffBeats/A.O.I.

発売年:2018年4月4日

価格:¥2,500(税抜)

 

 

 

今回は、シンガーソングライター中山うりの通算10枚目となるフルアルバム『カルデラ』をご紹介!

 

 

2017年で、デビュー10周年をむかえた彼女が、すべての音楽ファンにむけてドロッとドロップした10枚目のご挨拶!

 

ちなみに、新橋の飲み屋や恵比寿横丁などで“ながし”をしている、知る人ぞ知る!巨匠ながし、パリなかやまさんの妹さんであるコトは周知の事実だろう。

 

 

しかし、このアルバム、、、ホントにホントにライオンだ〜なみに、ホントにあまりにも気持ちよすぎて、、、超〜激ヤバないちまいなのだ!

 

なんともグググゥーッと惹きこまれる彼女のハスキーなヴォイスとセツナイメロディ、ココロにひびきすぎる歌詞、そしてシンプルで透明感あふれるアレンジが、ミーとユーの心の臓をグワーっとワシヅカミに。

 

本作はCDのみでのリリースなのだが、このCDのミゾがスリ切れるホド(じっさいにはスリ切れるコトはないが、、、)聴きこんで、、いやむしろ聴きホレてしまっている、ワタクシである。

 

 

そんなワケで、本来ならば、このアルバム全曲いちまいの流れで聴いてほしいのはヤーマンヤーマンだが、とりあえず3曲だけをおススメしよう。

 

 

1曲目は、中山うり的サーフミュージックと謳われている、「メロンソーダのさくらんぼ」。

夏まっさかり!海全開!!なベンチャーズ的あふれるノッテケノッテケ感。でも、なぜだろう?とてもお上品なサーフ感、、、というか、正座してボードに乗ってる感じ(笑)??たぶん、おそらく、まちがいなく、ソレは彼女のハスキーなヴォーカルの”せい”。
ヤマダかつてない、シャレオツサーフサウンドなのだ!

 

 

そして、スティールパンとアコギの音が、ふわっと気持ちよすぎなアレンジの「デスメタルラブ」。

この曲はシンガーソングライター若槻素直のカヴァーであるが、このグッドメロウ感あふれるアレンジがトにもカクにも秀逸すぎ!

デスメタル好きの女の子を好きになってしまった女の子の、セツナくてカナシイ物語、、、という歌詞の内容が内容だけに、個人的には女性がうたった方があっているような気が。

しかし、恋はみず色かぁ。。。

 

 

さらに、「ラムネの午後」。

ペダルスティールとバンジョーっぽい音、はしるピアノ、そして泣きのトランペット。
そんなサザーンソウル感あふれるサウンドに、ナンの抵抗もなくカラダに浸透してくる彼女の歌声、そしてオトコもオンナもハーフもココロにズサッと突きささる歌詞

もうグウの音も出ないホド、すばらしすぎる珠玉のグッドグルーヴ。

 

 

彼女の独特の世界観をドヒャーっと展開した本作。

 

何度聴いてもまったくもって飽きない、コレぞエヴァーグリーン!

 

 

うつくしすぎる歌声とサウンドがアナタの夏をふんわりすずしくしてくれる、まさに避暑地感あふれるクールサウンドなのでアール!

 


【情報】

中山うり オフィシャルサイト:http://nakayamauri.com/



▽ジャパニーズ・ソウル

vol.01vol.02vol.03vol.04vol.05
vol.06vol.07vol.08vol.09vol.10
vol.11vol.12vol.13vol.14vol.15
vol.16vol.17

Profile

  • カネコ ヒデシBonVoyage

    編集プロダクション"BonVoyage"主宰、社会派カルチャーなWEBマガジン『TYO magazine/トーキョーマガジン』発行人、ニッポンのちょっといい音楽を紹介するプロジェクト『Japanese Soul』主宰。
    WEB、紙、空間など、さまざまなメディアを使用して時代を編集する。
    毎月第三金曜日に渋谷「NIGHTFLY」にて、DJイベント『Japanese Soulナイト』を開催中!
    ・TYO magazine/トーキョーマガジン:http://tyo-m.jp/
    ・Japanese Soul:http://japanesesoul.jp/