ジャパニーズ・ソウル #025

ココロとカラダに有機的にヒビク!激ホッツなグルーヴ

古今東西、日本に存在するさまざまな"日本人の、日本人による、日本人のための"ソウル・ミュージックを、新旧問わず、オシャレかつアカデミックにご紹介。今回はコチラ!

11.29, 2018

BonVoyage:カネコ ヒデシ
  • music
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アニュイヴォイスがズルすぎる!女子のタマシイの叫び

アーティスト:Furukawa Sarah

タイトル:Soloom/again

レーベル:Sarah Music

発売年:2018年11月16日

価格(EP/one track):¥300/¥150(税込)

 

・トラックリスト

01.「Soloom」

02.「again」

 

朝の冷え込みがムダにキビシく、寒くてツライ季節がついに到来!

 

今回は、ヌクヌクのふとんから「出たくない!」というアナタのために、いろんな意味でカラダとココロをホッツにしてくれるサウンドをご紹介。

 

 

まずは、Furukawa Sarah(フルカワ サラ)。

 

シンガーソングライターのMichael KanekoプロデュースでEPをリリースし、宅録音源でありながら、アンニュイでハスキーな歌声が世の音楽ファン、とくにアンニュイハスキーヴォイス派のココロをワシづかみした彼女。

 

 

そんな彼女が、2年ぶりとなる、「Soloom」と「again」の2曲を収録したEPをデジタルリリース。

 

 

まずは、ナイスなアシッドフォークサウンドの「Soloom」。

ココロにヒビク歌詞と、グイっと惹きこまれるハスキーでアンニュイな声。

歌詞的には、女子の”リアルな恋”をうたうワケではなく、いま風な現代っ子女子のココロの声とも言うベキか。。。

ちなみに、“Soloom”というコトバは、彼女が実際にはたらいていたバーの名前だとか。そこでつくったのかな?

とにかく、この声にヤラレチャウ!

 

 

そして、70年代のUSフォークロック感あふれるサウンドの「again」。

ダメなオトコに、それでも恋をしてしまうオンナの気持ちを歌った本トラック、、、嗚呼、どの時代だろうが、どの国だろうが、オトコとオンナの関係性は変わらんのね。。。

ココロとカラダにやさしすぎるサウンドが、カラダに抵抗なく浸透するグッドフォーキーグルーヴ。

 

 

何度も書くが、とにかく聴いてほしいのは彼女の声。

 

たった2曲のみだが、されど2曲みたいな、それくらいのインパクトがスバらしすぎる彼女のアンニュイヴォイスなのでアール。

冬なのに夏満開!ラテンなオトコの放つアーバンジャズ

アーティスト:saigenji
タイトル:Compass
レーベル: Happines Records
発売年:2018年11月21日
価格:¥2,500(税抜)

 

・トラックリスト
01. First song(for our tales ~ Magia)
02. Dance of Nomad
03. 朝と摩天楼
04. 光を待つ人
05. Compass(Horizonte)
06. Sunflower(”J”inga)
07. 夜光虫の海
08. Heartbeat
09. 帰還
10. トンローのワルツ(Waltz of Thong Lo)
11. 雲の彼方に(Leve ~ Djavan に捧ぐ)
12. Midnight departure

つづいては、冬に合う!なんともナツ満開なアーバンジャズサウンドを。

 

 

ラテンやブラジルなど南米系の音楽をルーツにもつオトコ、saigenji(サイゲンジ)。

 

カレが、約6年ぶりとなる9まいめのオリジナルフルアルバムをリリース。

 

 

満を持して放たれた本作では、自身のルーツサウンドに基づきながらも、ジャズやハウスなど、さまざまなジャンルへのアプローチをみせている。

 

ちなみに、バックバンドは、現在のジャズシーンを牽引する、カレと同世代のメンバー。

 

 

 

そんなワケで、おススメは、ナツ感がハンパないダンスミュージック「Dance of Nomad」。

 

90年代のジャパニーズサウンドのアレにインスパイアを受けている??ようなギターのイントロからの軽快なサンバハウスのリズムが、おもわずアナタのコシにヒビクワケで。。。

 

ハダシで砂浜で踊りたい! そんなグッドグルーヴだ。

 

 

そして、目をつむると夕焼けから夜になる、マジックアワーから暗くなりはじめた、あの街の情景が浮かぶ、「Midnight departure」。

メロウビートが気持ちよすぎな夜サウンド。

 

 

 

全体的には、あいかわらずのラテンの陽気な感じはするのだが、いつものカレのサウンドとはナニかがチョットちがう。

 

なんとなく、ラテンの土臭い感じ多めというよりは、アーバン多めといういうべきか。。。

 

 

そんなワケで、寒くなった季節に聴きたい、ほんのりあたたかいアーバンジャズないちまいなのでアール。


 

[ 情報 ]

“Furukawa Sarah”オフィシャルサイト:https://www.sarah-music.jp

“saigenji”オフィシャルサイト:http://saigenji.com/

Profile

  • カネコ ヒデシBonVoyage

    編集プロダクション"BonVoyage"主宰、社会派カルチャーなWEBマガジン『TYO magazine/トーキョーマガジン』発行人、ニッポンのちょっといい音楽を紹介するプロジェクト『Japanese Soul』主宰。
    WEB、紙、空間など、さまざまなメディアを使用して時代を編集する。
    毎月第三金曜日に渋谷「NIGHTFLY」にて、DJイベント『Japanese Soulナイト』を開催中!
    ・TYO magazine/トーキョーマガジン:http://tyo-m.jp/
    ・Japanese Soul:http://japanesesoul.jp/