ジャパニーズ・ソウル #033

ぽかぽか陽気の春に行きたいのは、花見よりもむしろ海

古今東西、日本に存在するさまざまな"日本人の、日本人による、日本人のための"ソウル・ミュージックを、新旧問わず、オシャレかつアカデミックにご紹介。
今回はコチラ!

3.25, 2019

BonVoyage:カネコ ヒデシ
  • music
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ヴァイヴスと哀愁とオトコと海を感じるグッドチューン

アーティスト:Yogee New Waves
タイトル:BLUEHARLEM
レーベル:Colourful Records
発売年:2019年3月6日
価格:¥3,000(税抜)

 

・トラックリスト
01. blueharlem
02. Summer of Love
03. CAN YOU FEEL IT
04. Good Night Station
05. Suichutoshi
06. emerald
07. Bring it Home
08. past song
09. Bluemin’ Days(Album Ver.)
10. SUNKEN SHIPS

 

 

3月も終わりに近づき、すでにサクラも咲きはじめた春のはじまり。

 

 

世間は花見にむけて、いてもたってもいられないホド、ワクワクソワソワのココロオドル日々を送っているヒトもおおいのでは?

 

 

ちなみに、個人的には、春は花見よりも海に行きたいタイプ。

当たり前だが、この時期はほとんどヒトもいないし、つめたい潮風も気持ちよかったりして、いろいろとココロが落ちつくのでアル。

 

 

そんなワケで今回は、海に行きたくなるようなシティでポップなサウンドをご紹介!

 

 

まずは、ボーカルの角舘健悟ひきいるバンドYogee New Waves。

 

 

一時期は、完全に角舘くんのひとりプロジェクトのような動き?もみせていたヨギーだが、現在はメンバー4人になってキチンとバンドとして活動中なのでアル。

 

 

そんなカレらのサードアルバム 『BLUEHARLEM』。

 

前作『WAVES』から2年ぶりとなった本作は、かなり角舘くんの個性がドバッと出ているような気がする。

 

 

まずは、波の音とうつくしいスキャット、鼻歌的なボーカル、そして車に乗ってエンジンをかけるというSE?で終わる「blueharlem」。そこから、気持ち的に上がるサウンドの「Summer of Love」につづくという、アルバム的幕アケがいい感じ。

 

 

からの〜、ノリのよいさわやか3組な春風ダンスサウンドに、青春感じる歌詞がスバらしい「CAN YOU FEEL IT」。

イントロのドラムブレイクの部分は、もしかして、あのドリフの「ヒゲダンス」でおなじみのネタ!まさかのTeddy Pendergrassの「DO ME」づかい??

でも、ベースとギターは完全にまちがいなく、アーチー・ベル&ザ・ドレルズの「Tighten Up」づかいかと。

まあ、ナンだカンだ言ってもいい曲なワケだ(笑)。

 

 

そして、「Suichutoshi」。

たぶん、、、”水中都市”?アルファベット表記なので、たぶんだケド。

それにしても、カレらにしてはちょっとめずらしい、MUTE BEAT感あふれるダブトラック。

ユッタリマッタリなビートに、ふわっふわなウワモノ。たまに入ってくる短いボーカル。

意外とこの春の不安定な季節に、気持ちよく聴けるグッドダビーなのだ。

 

 

そんなワケで、粗削りながらも衝撃的だった「CLIMAX NIGHT」のリリースから約5年。

 

あの時の粗削り感はないが、完成度がとても高い、カレのサウンドワールドの成長を感じる今作。

 

 

トにもカクにも、ヴァイヴスと哀愁とオトコと海を感じる、スプリングチューンないちまいなのでアール。

ぼんやりと海を見ながら聴きたい!春ボケ感グルーヴ

アーティスト:never young beach
タイトル:A GOOD TIME
レーベル:SPEEDSTAR RECORDS
発売年:2017年
価格:¥2,600(税抜)

 

・トラックリスト
01. 夏のドキドキ
02. なんかさ
03. 気持ちいい風が吹いたんです
04. SUNDAYS BEST
05. 白い光
06. 散歩日和に布団がぱたぱたと(Band ver.)
07. CITY LIGHTS
08. SURELY
09. 海辺の町へ

 

 

つづいては、春だ!海だ!!ネバヤンだ!!!というコトで、ネバヤンことnever young beachのツーナーでルーハーなサウンドを。

 

 

いたるところにまさかのネバヤン現象を引きおこし、フェスやイベントにひっぱりだこで、なんだかとてもすごく注目をあびているカレら。

 

コチラは、カレらのメジャーデビュー第1弾となったアルバムでアル。

 

 

それにしても、ムワっと暑い空気の真ナツの時期よりも、むしろまだつめたい風を感じるこの季節にカレらを聴きたいとおもってしまうのはナゼだろう?”それは海と空の両方がボクらのココロを洗うから”、、、だろうか??

 

 

まあ、そんなぼんやりした話はさておき、個人的にこの季節にどうしても聴きたいのが、「気持ちいい風が吹いたんです」。

テケテケサーフギターに、疾走感あふれるはしるドラム、うつくしいコーラス、そして、街にアソビに行きたくなってしまうようなウキウキする歌詞。

とにかく、すべてのバランスがスバラしすぎる、グッドなサーフサウンドなのだ。

 

 

そして、ぽかぽか陽気の春日の週末に、ぼんやり&ボケーっと聴きたい「散歩日和に布団がぱたぱたと」。

ミドルビートなドラムと、春眠暁をおぼえないマターリとしたボーカル。

ボーッとサクラでも見上げながらボケボケ聴きたい、ナイスな春ボケサウンド。

 

 

そんな感じで、全体的になんとなーく海を感じる、、、いや!春の海に行きたくなる!!春海グルーヴ感あふれるサーフミュージック満載な本作。

 

 

ポカポカ陽気な春の午後に、マターリ&ユターリとカラダに聴きいれたいスプリングチューンなのでアール。

 


【情報】

 

yogee New Waves オフィシャルサイト:http://yogeenewwaves.tokyo/

never young beach オフィシャルサイト:http://neveryoungbeach.jp/

Profile

  • カネコ ヒデシBonVoyage

    Media Director / Editor & Writer / DJ / Journalist
    編集プロダクション"BonVoyage"主宰、社会派カルチャーなWEBマガジン『TYO magazine/トーキョーマガジン』発行人、ニッポンのちょっといい音楽を紹介するプロジェクト『Japanese Soul』主宰。
    WEB、紙、空間など、さまざまなメディアを使用して時代を編集する。
    毎月第三金曜日に渋谷「NIGHTFLY」にて、DJイベント『Japanese Soulナイト』を開催中!

    ・TYO magazine/トーキョーマガジン:http://tyo-m.jp/
    ・Japanese Soul:http://japanesesoul.jp/