チェック柄の誘惑

チェック! チェック! チェック!

季節の移り変わりをなんとなーく感じながら、なんとなーく過ごす日々で、目にしたこと、ふと感じたこと。

8.30, 2018

エディター/ライター:松本 昇子
  • fashion
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もうすぐ8月が終わりますねえ。

個人的に、と〜っても暇だった8月。

めちゃくちゃに暑かったから、予定がないのをいいことに、ほとんどの時間をひとり部屋の中で過ごしていたような気がします。

 

先日、久しぶりに百貨店へ出かけたら、ディスプレイはすっかり秋の装いに変わっていました。

部屋には展示会でオーダーした秋冬ものが続々と届き始めていて(代引きという名のDIE引きで)、「せっかく届いてもまだ着られないよ〜」って思っていたけど、外に出ていなかったから気付かなかっただけで、やっぱり季節はちゃんと動いていたんですね。

 

夏もののセールとか、いつ終わってたんだろ。

 

秋になると、どうしても目につくのがチェック柄です。

ギンガム、グレン、バーバリー、千鳥格子……。

タータンなんかはスコットランドの伝統的な織物で、キャッチーな佇まいとは裏腹に、いろ〜んな歴史的背景があるんですよね。

そういう物語を知っていたら、より深く楽しめるかもしれないし、そうでなくても難しいことは抜きにして、やっぱりチェックはかわいいし、ぬくみも感じる気がするし、なんだか惹かれてしまうのです。

 

わたしはちょいとやんちゃな人に惹かれるクセがあるので、履きつぶしたジーンズとくたくたになったチェックのネルシャツに、だるんとしたモヘアのカーディガンとかを重ねている人(わかりやすいですね、ええ、そうです、カート・コバーンですね)を見ると、心臓をぎゅいんと鷲摑みされるような感覚になります。

これからの季節、そういう人が町に増えるのか〜って思ったら、なんだか、し♡ん♡ぱ♡い♡

気付けば今年オーダーしたコートもチェック、このまえ衝動買いした大判のマフラーもチェック、だぼっとはこうと揃えたメンズのパンツもチェックでした。

いくつ持っていても思わず手に取ってしまう、そんな魅力がチェック柄にはあると思うのです。

 

Profile

  • 松本 昇子エディター/ライター

    愛知県出身。雑誌やカタログ、書籍、WEBサイトなどの編集、執筆、ときどきコピーライティングも手がける。