耽溺

つまらないものだと思っていたものが凄く面白かった時の感覚って、なんでしょうね、得した気分にもなりますし、食わず嫌いだった過去を反省しますよね。

4.13, 2018

販売促進部 マネージャー:三浦 良介
  • essay
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本とのほんとの出会い。

で、前回のコラムの続きですが、大学の時に御用達の庄屋だったか養老の瀧だったかで、いつものである鏡月ボトルに水と氷、そして安くて大きいホッケ、大盛りのポテトフライにケチャップとマヨネーズを別皿でもらい、それらをつつきながら友人と本の話をしてたってわけです。

 

「それは損しているわ。面白い本に出会ったことないんだね。かわいそう」って。
まぁよくありがちなフレーズですよね。テレビでも似たような体験VTRとか見たことありますし。
でもね。実際に言われるとやっぱりイラっとしたんですよ。奥さん。

 

で、「じゃー何か面白いのあるんかい」。

返す刀で「あるわ。これ読んでみぃ」ってリュックから出されたのが13階段。高野和明。ミステリー。

 

 

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悔しいけど面白かった。

 

内容が気になって次のページに早くいきたくて読むと、さらに先も気になっちゃって、また次のぺージを読む。それの繰り返し。食べる時間も惜しんだり、夢中になっていて降車予定の駅を降り過ごしたり、気づけば朝を迎えてたり。

 

そんな本とのほんとの出会いでしたね。うまくないか。

 

そう、ここで小説にハマっちゃって。(調子のっちゃって ゆりやん)

 

ピタッと自分にハマると、自分が主人公のように当事者になったり、第三者目線で俯瞰で見れたりして、スラスラ読めちゃうんだと気づきまして。

そんなの初・体・験でした。

 

まぁ書く人が上手いんでしょう。

 

それからは石田衣良、奥田英朗、伊坂幸太郎、舞城王太郎、万城目学、重松清、歌野晶午、萩原浩、金城一紀、ヒキタクニオ、今野敏、小路幸也、柳広司などなど読み漁ることに。どちらかというとサラッとした文体が好きで。恋愛ものよりも、ミステリーや、青春もの、歴史に基づいたノンフィクション系、実話系などが大好物。

 

その箸休めとして有川浩なんか挟んじゃって。(名前からして男性作家だと思っていたら女性作家だとのちに気づきまして)

 

一応、当時の世の流れもあって村上春樹にいったり、小中高と避けてきた三島由紀夫や太宰治など純文学系?なども、今なら読めるかもって手を出したんですが、こちらはどうにもこうにもやっぱり苦手。

 

で、そんなこんなで本との付き合いが始まった頃。

 

そういえばオヤジも本好きでいつも部屋に散乱していたな。と、ふと思い立って部屋から勝手に拝借したのが大沢在昌と佐伯泰英。

ハードボイルドと云われる「新宿鮫シリーズ」なんかは真田広之や舘ひろし主演で映画化、ドラマ化されたのでご存知の方もいるかも。

 

とある事件に巻き込まれ、新宿署内でも孤高というか扱いづらい存在になってしまった主人公の鮫島警部は、出世や同僚の視線も気にせず、さらに警察幹部への根回しもせずにヤクザに噛みつき検挙するため、〝新宿鮫〟と恐れられている。

 

そんな鮫島警部の年齢設定は確か36歳。まもなく僕自身も同い年になるのかと思うと少し感慨深いし、(アナゴさんが26歳で、ノリスケが25歳だってことにも驚きですが) 改めて最近読んだんですが、なんだか読了感も違うんです。

 

そう。

映画もそうかもしれませんが、本も、自分がいくつの時に出会ったかによって、感じることはまた違うんですよね。だから飽きないし、再読してしまう本もそれぞれにいっぱいあるんだろうと。

そこが本の面白いところだし、だから3大趣味?の1つにもあげられるんでしょうね。

 

で、だいぶ前置きが長くなりましたが、このコラムでは本に特化した内容を。ということでスタートしているらしい?ので、次回から本についてもつらつらと書いていきます。

 

たまにかしょっちゅうかわかりませんけど、脱線すると思いますが、そこも含めて末長くお付き合いくださいませ。

 


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Profile

  • 三浦 良介販売促進部 マネージャー

    続いているなぁと我ながらふと思う、今年入社10年目を迎える34歳、ふたご座O型。
    長く続けていることってそんなになくって。
    最近あんまりしてないけど学生時代のサッカーが10年くらいで、あとはこのコラムでも書いている読書くらい。
    継続は力なり。とも言いますし、何か今からでも続けられるもの探さないとなぁ。と老けて、もの思いにも耽けってる今日この頃。
    でも花粉症に関してはだいぶベテランで、18年目の春を迎えてるんですけどね。