~On The Road~ 車の生活 Vol.9

どんな車で生活しているのか 【内装カスタム編】

家に住むことを辞め、
車で生活するDJ河合桂馬のVanlifeダイアリー。
(第9話) どんな車で生活しているのか
【内装カスタム編③】

3.6, 2019

DJ:河合 桂馬
  • lifestyle
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現在沖縄県の宮古島にいます。先日は、宮古島の西に位置する東洋一美しいビーチといわれる前浜ビーチで開催された、世界最大級のウィンドサーフィンレース「DEFI WIND JAPAN」でDJをしました。イベントに前乗り&延泊して9日間宮古島を満喫し、今から東京に向かいます。

さて、前回はハイエースの天井内装作成、壁の上半分を作成したところまでをお伝えしました。今回も内装カスタムの続きをお伝えしていきます。

断熱材を入れる

車中泊の快適度は、気温によって大きく左右されます。一番快適なのは秋と春。冬は防寒すればなんとか我慢できますが、辛いのは夏。暑さだけはどうしようもありません。停車中、起きている時は窓をあけて扇風機をまわしますが、就寝時は防犯上窓を開けて寝るのは避けています。そのため暑くて眠れないのです。車内に「吸血する悪魔」が入り込んでいる時は最悪です。ようやく眠りにつきそうな時に、耳元であの忌まわしい羽音が。。。

 

なので、少しでも外気温に左右されない車内空間を得るために、車体の窓から下の壁には、住宅用の断熱材「ロックウール」を入れ、その上から杉板で内壁を作成しました。窓枠から上側は杉板を横張りにしましたが、窓枠から下はエアコンの吹き出し口や、コンプレッサー、タイヤハウスなどがあるので、色々と調整しやすいように縦張りにしました。木材にステインを塗り、車内の内壁が完成。

内壁が全部完成したあとの車内快適度は、やはり格段に上がりました。暑い夏の日差しによる車内温度上昇は緩やかになり、寒い冬の冷気による車内の冷え込みも緩和されました。1つ後悔しているのは、屋根にも断熱材を入れれば良かったということです。

 

内壁作成による予想外の嬉しい効果もありました。
車体の剛性が上がったのです。内装を変える前は、山道などの急カーブを曲がる際、車体のきしみを感じていたのですが、内装を杉板に変えてから、そのきしみを感じなくなり、ハンドルを切る方向にクイックに車体がついてくるようになりました。おかげでキャンプ場に行く時の山道の運転も少し快適になりました。

電装系設置

現代人の日々の生活に欠かせないもの、「電気」。
バンライフをするうえでももちろん電気が必要なので、ハイエースに下記の電装系カスタムを施しました。

 

【サブバッテリー】
→電気を貯めておくもの

 

商品名:ACデルコ ボイジャー M24MF 80Ah
価格:¥12,744
容量:80Ah(Ah20Hr率)12V
サイズ:227mm×275mm×172mm
重量:19.9kg

 

 

【インバーター】
→サブバッテリーの電気を、家電が使えるように変換する機械

 

商品名:CLESEED SW1500TR
価格:¥35,640
12V 100V 正弦波インバーター
定格出力1500W 最大出力1600W 瞬間最大出力3000W USB2.1A
50Hz 60Hz両対応
サイズ:325mm×305mm×90mm
重量:6.3kg

 

 

【走行充電器】
→車のエンジンをかけて、サブバッテリーに充電する機械

 

商品名:New Era走行充電器
価格:¥9,380
最大出力電流30A
出力電圧12V/24V自動切替 SBC-001B
サイズ:120mm×145mm×55 mm

 

 

【ソーラーパネル】
→車の屋根に設置し、サブバッテリーに充電するパネル

 

商品名:Beamtec 100W単結晶シリコンソーラーパネル
価格:¥15,060
サイズ:1210mm×540mm×35mm
重量:8.2kg
公称最大出力動作電圧(Vpm):18.5V
公称最大出力動作電流(Ipm):5.41A
公称開放電圧(Voc):22.4V 公称短絡電流(Isc):5.9A
寿命(定格出力の80%を維持)> 25年
モジュール端子箱には防水専用コネクターMC4付きの出力ケーブル付き(長さ90cm)

 

 

【太陽光充電コントローラー】
→サブバッテリーに過充電しないように電力量を調整する機械

 

商品名:PowerTite(未来舎)PVコントローラー PV-1212D1A
価格:¥15,120
最大太陽電池開放電圧:30V
最低太陽電池開放電圧:18V
最大太陽電池容量:200WATT

車内をごちゃごちゃさせたくなかったので、これらの機械の配線は、杉板で作成した内壁の裏側に通しました。車の電気系統は自分では全くわからない分野だったので、ここのカスタムはワカさんに頼りっぱなしでした。ありがたやー(笑)。

このカスタムのおかげで、携帯電話やパソコンの充電はもちろん、家庭用の炊飯器まで使えるようになりました。

 

新たに設置したLED室内灯も、サブバッテリーから電気を供給する仕組みにしたので、電気をつけっぱなしでも、メインバッテリーがあがってしまう心配がありません。

上記のカスタムのうち、現在ソーラーパネルは車から取り外しました。理由は、立体駐車場に入れなくなってしまったからです。

 

ソーラーパネルを取り付けるために、ルーフキャリアを取り付け、その上にU字ボルトでパネルを固定していたのですが、そうすると車高が2.1mぐらいになってしまい、今まで利用できていた、高さ制限2.0mの駐車場に入れなくなってしまったのです。

 

ハイエースのバンで、標準ルーフモデルの車高は1980mmなので、スーパーマーケットの立体駐車場や、都内の立体駐車場によくある、高さ制限2.0mの駐車場はギリギリ利用できていたのですが、ソーラーパネルを設置したことによりこれらの駐車場が使えなくなり、かなり不便になってしまったのです。

 

なので、ソーラーパネルとルーフキャリアを取り外し、サブバッテリーへの電力供給は走行充電器のみでまかなっています。今後は、車体の屋根に直接張り付ける薄型のソーラーパネルを設置できたらと思っています。

次回、フローリング作成、ベッド作成に続く。

文・写真:河合桂馬

 


 

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Profile

  • 河合 桂馬DJ

    2002年、club青山MIXにてHOUSE DJとしてのキャリアをスタート。
    GREENROOM FESTIVALなど全国さまざまな野外フェスに出演し、日本最大級のキャンプフェスGO OUT CAMP最多出演アーティスト記録更新中。近年活動の幅を海外フェスにも広げている。TOYOTA HIACE ウェブCM、KIRIN生茶広告など多数メディアに出演中。