ディティール愛を叫びたい。

たまには洋服を存分に褒めたい時もある。

1.21, 2019

Columnist:Aya Matsuo
  • fashion
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「この服のね、ここんとこが好き!」

最近そんな風に叫んだこと、ありましたか。

 

気がつけばシンプルな服ばかり選んでしまう今日この頃。

無尽蔵にお洋服を買うことなんてできないから、組み合わせしやすいものや飽きのこないもの…なんて考えるとどうしてもシンプルな服を選びがちですよね。

(あとシンプルなものだとちょっとくらいテキトーなコーディネートでもなんとなくまとまって見えるし)

 

ある意味シンプルなアイテムは、洋服としては完成形に近いものだと思っています。基本的には何も足さなくて、何も引かなくてもコーディネートとして完成するもの。大げさにいえば五感を研ぎ澄ませて無駄なものを削ぎ落としたもの。

 

でも、時々それに反発するかのように「ディティールの凝ったもの」が欲しくてたまらなくなる時がある。

重ね着してるみたいな袖デザインなんだよ!!!

どういうものかと言うと、例えば友達に会って「ねえねえこの服のここ、可愛くない?」と思わず聞いてしまいたくなる感じ(本当にそう聞くか聞かないかはおいておいて)。

五感を思いっきり解放して、気の向くまま、欲望のままに直感で「可愛い、かっこいい」と思った服。

 

「ここのね、このデザインが可愛いの!」

「この生地、なんだか面白くない?」

「なんの柄だかわからないけど…なんかビビッときた!!」

 

とかね。

そういう服に出会った時はテンションも上がるしアドレナリンも大放出。

きっとそういう時に選んだ服って“素”のままで洋服を楽しんでる時ですよね。

 

センスを研ぎ澄ませておしゃれに向き合うのもいいけれど、だんだん春に向かって気分も楽しくなってくる時期は

そんな風にゆるゆると素顔のままでおしゃれを楽しむのも良いものかと思います。

 

さぁ、一緒にディティール愛を叫びましょ!

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Profile

  • 松尾 彩Columnist

    フリーランスのエディターとしてファッションからアウトドアまで幅広い雑誌・ムック・カタログなどで活動。現在はコラムニストとして主に旅紀行を執筆。小学館kufuraにて旅エッセイ「ドアを開けたら、旅が始まる」連載中